10年以上大きな眼科で働く視能訓練士が感じることをありのままに話します。
「視能訓練士って大変?やりがいは?」
「お給料はいい?」
今回はこのような疑問にお答えします。
まず、視能訓練士は大変な仕事です。医師の診察の手を止めないように検査を進めなければならないため、体力と集中力を要します。
それだけの仕事であれば経済面はどうでしょうか?
平均年収は400万から500万の間くらい。一般サラリーマンの平均かそれ以下でしょう。
と、なんだかネガティブな回答になりましたが私は10年以上継続できていますし、この先もやっていくつもりでいます。
この記事では視能訓練士を一生の仕事にする上で、必要になることを実体験を通して伝えていきたいと思います。
視能訓練士とは?
まず、視能訓練士とはどのような仕事なのか?も書いてみます。ずばり検査です。
訓練とついてますが、基本的に検査がメインの仕事になります。
どんな検査をするのか?ですが、視力検査、眼底検査などの眼科一般検査が高い割合を占めており、斜視や弱視の検査を最も得意としています。
外来でとにかく忙しく検査をまわしていかなければなりません。もちろん検査結果の精度も意識しなければなりません。すごく大変です^^;
メリット
視能訓練士は間違いなく人のためになれる仕事です。なので、損得で考えるものではないかもしれませんがあえて書きます。
・収入は平凡ながらも安定している
・夜勤がない
・男性でも続けやすい
・人の役に立てる仕事である
デメリット
・昇給は雀の涙
・就職は眼科に限定される
・知識、技術のアップデートが必要
・事務や手術室業務を兼任しなければならないことがある
まとめ
色々書きましたが、視能訓練士はある程度のコミュニケーション能力とサービス精神があれば続けられると思っています。慣れるまでの最初の2~3年はきついと感じることが多いと思いますが、そこを乗り越えればあとは楽です。やたらと勉強なんてしなくても私自身はやってこられました(笑)
視能訓練士はちょっとマニアックだけど医療の世界に興味があるという人にはおすすめです。
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